こんにちは、とりまなです。
突然ですがみなさんはチャビングという釣りをご存知でしょうか?
今回は私が実際にチャビングをしてみた時に使用したタックルやルアー、操作方法や釣りをしていく中で気づいたことについて簡単にお話しさせていただきたいと思います。
まだチャビングを始めたことのない方やチャビングに興味を持たれている方のちょっとした参考になれば嬉しいです。
とりまなさんそれではよろしくです♪



よろしくにゃ〜♪
チャビングってどんな釣り?
近年流行りつつある釣りジャンルのひとつで身近な河川に生息しているカワムツやウグイ、オイカワといった鯉科に属する小魚をルアーで狙う釣りになります。



鯉科の英名Chub(チャブ)からチャビングと命名されたようです♪



~ingつけると一気に釣りジャンル感出るにゃ〜♪
チャビングを楽しめる時期の目安は4月~10月末くらいまでで、水温が下がり始める11月くらいになると餌を果敢に追わなくなるのでシーズンオフになる感じです。



水温が安定してくる時期になれば魚のやる気もあってより楽しみやすいと思います♪
チャビングのタックルについて
ここでは私が実際に使用したタックルについての説明とチャビングで一般的に推奨されているタックルについて簡単にお話しさせていただきます。
私が実際に使用したタックルと推奨タックルの比較


私が実際に使用したタックルと推奨タックルについては以下のリストの通りです。
実際に使用した タックル | 推奨されているタックル | |
|---|---|---|
| ロッド | 鱒レンジャーNext SP50 | 4ft~6ftのカーボンロッドまたはグラスロッド |
| リール | ダイワ19レグザC3000 | 1000~2000番の小型スピニングリール |
| ライン | PEライン0.8号 | ナイロンライン3~4lb 又は PEライン0.2~0.4号 |
| リーダー | フロロカーボンライン10lb | ナイロンライン 又は フロロカーボンライン 3~4lb |



とりまなさんのタックル構成って狙ってる魚に対してかなり強い気がするけど大丈夫なのかにゃ?ロッドは良いけど、リールは大きいし、ラインもすごく太い気がするにゃ〜。



結論から言ってしまいますが全く問題ないです♪実際に魚は釣ることができましたよ♪
私が使用したタックルの利点と欠点について
私の場合正直にお話しさせていただくと家にある釣り道具でもチャビングなら成立するんじゃないと思いこのタックル構成になりました。
ですが使用したタックルにいくつか利点もあったので欠点と合わせて簡単にお話しさせていただきます。
まずリールの大きさについての利点が私が使用したリールが3000番と少し大きいことでスプール径も大きくなりルアーをキャストした時の飛距離が少し向上できていると感じました。
とはいえこれからチャビングを始めようと考えている方は推奨されている1000~2000番の小型スピニングリールを使用する方が良いと思います。
なぜかというとチャビングではタックルはできるだけ軽い方が良いからです。
キャストも基本的には片手でロッドを振ることになるのでタックルが重いと腕力が必要になります。
キャストするルアーも軽量なものなのでタックルが重くなると余計な力みが入るためキャストが安定しません。
また長時間釣りをするならタックルはできるだけ軽いに越したことはありません。



対象魚が小型なので力んで釣りをする必要がありません。できるだけ軽いタックルの方が有利だと感じました♪それに子どもや女性の方がチャビングをする場合タックルが軽いほうが楽しみやすいですからね♪
ラインについては推奨されているラインよりも私が使用したように太いラインを使用するほうがチャビングに向いていると感じました。
細いラインだとリーダーとの結束が繊細になりますし、釣りに不慣れな方だとトラブルが発生しやすいです。
根がかりした時の回収率の低さも欠点と言えます。



キャスト時にルアーだけ飛んでいくなんて可能性も高いです。



確かに初心者の人が釣り場で色々とトラブルになったら大変だもんにゃ〜。
推奨されているラインよりも太いラインを使用することの利点のひとつが根がかり時のルアー回収率の向上です。
河川でも根がかりは頻発することがあるのでルアーを無くさないためにもできるだけ太いラインのほうが良いです。
またもう一つの利点として対象魚以外の大きい魚が掛かった時も推奨されているラインよりも太いラインであればキャッチ率が高くなります。





チャビングしてたら上記の写真のように雷魚が釣れたり30cmはあるウグイが釣れたことがありました♪河川だと鯉もかかる可能性があるので太いほうが断然良いです♪



太いラインだと狙っている小魚の釣果って落ちないのかにゃ?



太いラインだと釣果が落ちる気がしますが、結果的にはほとんどわからないというのが今のところの私の結論です。
狙っている小魚の一種カワムツは群れで生息しているので場所さえ合っていれば元気でやる気のある魚からどんどんバイトしてきます。
ラインの太さは関係ないくらい魚からのバイトが出るので気にする必要はほとんどないと感じました。



少ない数の魚に対してアプローチしてバイトを出していくそういう釣りなら細いラインのほうが良いと思いますね♪



なるほどにゃ〜細いラインよりも太いラインの利点が勝っているんだにゃ〜♪



そういうことです♪ものは試しにPE1号、16lbのリーダーで釣りしてみてもカワムツを釣ることができましたからね♪
細いラインの欠点よりも太いラインの利点が勝るのでこれからチャビングを始める人も太いラインを選んで大丈夫だと私は思います。


ロッドに関しては私はグラスロッドを使用しました。
グラスロッドはカーボンロッドと比較して感度が少し劣ります。
ですが実際にチャビングで使用してみたところ魚からの小さいバイトの感触がわからないということはありませんでした。
とはいえカーボンロッドのほうが感度が確実にいいのは間違いないです。
どちらのロッドでもチャビングは十分楽しめるので予算や自分の好みで選んでみてください。



感度優先ならカーボンロッドのが良さそうだにゃ〜♪
実際に使用したオススメのルアー
ここでは私が実際に使用したオススメのルアーについて簡単にお話しさせていただきます。
スプーン


私が使用したのはジャッカルのティアロとダイソースプーンです。
管理釣り場用のスプーンはどのメーカーでもチャビングで使用できると思うのでもしもお持ちであればそれを使用して釣りをしてみてください。
スプーンの重さですが1g~3gくらいまでが良いと思います。
川幅や水深に合わせたり、風の影響もあるのでいくつかあると釣りがしやすいです。
中でも1.8g前後の重さは無難に様々な状況に対応できると感じました。



1.8g前後が飛距離や使用感など含めてあらゆる状況でバランスが良いです。最初のひとつを選ぶなら1.8g前後の重さをオススメします♪



1gだと飛距離が足りない時があるもんにゃ〜。



そうなんです。でも1gだとサイズ感が小さいので魚の反応が渋い時でもバイトは出やすい気がしました♪



なるほどにゃ♪風がないときや近距離でいいときも1gがあると良さそうだにゃ〜♪
スプーンのカラーですがゴールドとシルバーの2色があれば基本的には大丈夫だと感じました。



個人的にはゴールドが最もオススメなので必ず一個は用意してみてください♪
スピナー


スピナーはスミスのAR-Sというスピナーがオススメです。
私が使用した重さは2.1gと3.5gです。
私の場合重さは川幅や水深、風の有無で使いわけています。
AR-Sは投げて巻くだけで面白いように魚が追尾してきてバイトしてきます。
活性の高い魚から拾っていく場合やその日の状況を確認するためのルアーとしても使用しやすいです。



とりあえず釣り場に着いたらAR-Sを投げてみればやる気のある魚がいるのかわかるそんなルアーです♪
まずはルアーで魚を釣ってみたい人に最もオススメできるルアーなので必ずひとつはルアーケースに入れてみてください。
ブレードのカラーはゴールドかシルバーを選ぶのがオススメです。
ショアーズストリーマー


タックルハウスのショアーズストリーマー1.8gと2.8gも非常にオススメのルアーです。
金属ボディと樹脂製パーツが合わさったシラスのような小魚を模した極小のプラグです。
使用方法は投げて巻くだけで基本的には大丈夫です。
低速では尻下がり気味のユラユラしたローリングアクションで泳ぎ、高速ではゆったりめのウォブリングで泳ぐルアーです。



その日の活性にもよリますがチャビングでは低速リトリーブの方が反応は良かったです♪
ショアーズストリーマー1.8gと2.8gは飛距離が抜群に出るので魚に対して距離をとりつつアプローチできるのもオススメの理由になります。
特に2.8gの飛距離は圧倒的なのでとりあえずどちらか選ぶなら私は2.8gをオススメします。
とはいえ1.8gはすごく小さい魚からもバイトが出るのでどちらも本当にオススメです。



一体どっちがオススメなんだにゃ〜www



どっちの重さでも納得できる釣果が得られるからどちらでも後悔はしないと思います♪両方の重さがあるとベストですよ♪
ショアーズストリーマーの使用感ですが巻き抵抗が小さいルアーなので慣れるまでに多少時間が必要になると感じました。
ですがあまり気にせずとも投げて巻いているだけで十分魚に対してアプローチはできているのでまずはルアーの性能を信じて釣りしてみてください。



投げて巻くだけなのに不思議と魚が掛かりますよ♪
ルアーを投げる方向
私が実際にチャビングをしてみて感じたのは基本的には自由にあらゆる方向に投げて巻くだけで大丈夫ということです。
上流、正面、下流などあらゆる方向に投げてみましたがどの方向でも魚を釣ることができました。
どちらかというとルアーの通しかたのイメージが重要です。
以下で私が感じたことや気づいたことについて簡単に説明させていただきます。


上流方向
上流側にルアーを投げる場合は川の流れに合わせた巻き速度を見つけてルアーが自然に流されていくイメージで通してあげるとバイトが多く出ました。



下流方向まで流されて最後ルアーがターンして姿勢が変わる時にバイトが集中してました♪特にスプーンをドリフトさせると面白いくらい魚が掛かりましたよ♪



ドリフトはチャビングでも釣れるテクニックなんだにゃ〜♪
正面方向
正面に投げる場合はルアーが対岸の流れが弱いところから強いところにルアーが入った時にバイトが出ることがよくありました。
これも上流に投げた場合のドリフトと同様に流れの変化によってルアーの姿勢が変わるタイミングが重要なんだと感じました。
また流れの弱いところでただ巻くだけでも魚を釣ることができたので流れの緩んだ場所に向けてキャストするだけでも好奇心旺盛な魚からのバイトが出ると思います。



流れの緩んだところにもかなり魚が群れていましたよ♪
下流方向
下流側にルアーを投げる場合はルアーが水面から飛び出さない巻き速度で可能な限りゆっくり巻いてあげるとバイトが出る感じでした。
早く巻くとルアーも飛び出やすいですし、対象魚が追い付いてこない印象でした。
魚の活性次第でロッドを小さく煽ってルアーを小刻みに動かしてあげても反応が良いと思います。
実際にチャビングをしてみて気づいたこと
ここでは私が実際にチャビングをしてみて気づいたことについて簡単にお話しさせていただきます。
着水バイトが多い


実際に釣りをしていて気づいて面白いと感じたことがあらゆる方向で着水バイトが出たことです。
想像以上に上から落ちてくるものに対して興味が強いため落ちパクという状況に何度もなりました。
普通に適当に投げた場合でも着水バイトが出ましたし、特に木の下や張り出した草の近くにルアーが着水した時に多い印象でした。



ルアーが着水したら何にもせずとも魚が掛かってましたよ♪これはかなり面白かったです♪魚も上から落ちてくる昆虫などはかなり意識してるのかもです♪
流れの中にいる魚はやる気があって少し大きい気がする


流れの中にルアーを投げて魚が掛かったときは比較的大きい魚が釣れることが多いと感じました。
これは単純に流れの中に泳いでいることができる体力のある魚が餌を積極的に捕食しようとしているということだと思います。
小さい魚は流れの緩いところに群れでじっと固まっている感じだったので狙う場所で魚のサイズも変わってくるのが面白いと感じました。



流れの中にいる魚を狙うと思わぬサイズの魚が掛かることもありました♪惜しくもバラしてしまい魚種わからなかったのですがサイズ的にカワムツやウグイよりもかなり大きかったですよ♪
反射系のカラーが超有効


ルアーの説明でも少し話したのですが特にゴールドカラーの反射にバイトが集中していました。
川の水色にもよるのですが淡水ではゴールドカラーは間違いない色選択のひとつになると思います。
日中ではシルバーカラーも魚の反応が良かったです。
また面白いと感じたのは同じルアーでも反射しないマット系カラーではなかなかバイトが出ませんでした。





魚がルアーの後ろについて来て興味がある様子なのになぜかバイトまで至らないケースが多いです。上記写真右の深緑に至ってはなぜか魚を釣ることができませんでした。



不思議だにゃ〜。



とはいえその日その時の状況によって魚の反応は変わりますからマットカラーはダメということではありませんよ♪写真左の黄色は反応がいい時もありましたからね♪
とはいえチャビングには反射系のシルバーやゴールドカラーは外すことのできない色だと思います。
フックは小さいチャビング専用品が良い





チャビング専用なだけあってフックがすごく小さいにゃ〜♪
チャビングの対象魚となるカワムツ、ウグイ、オイカワなどは口が小さくルアーをついばむようなバイトが多いです。
ついばむようなバイトでも小さい専用フックであればフッキングがしやすいと強く感じました。
フックはある程度大きくても魚を釣ることは可能だと思いますが、よりチャビングを楽しみたいならチャビング専用のフックに交換したほうがベストな選択になると思います。



私は上記写真のフックを主に使用しました♪どちらのフックも細軸で刺さりも良いですし、ルアーに取り付けやすいアイになっているので交換もしやすかったです♪ちなみに私は自作したフックでも魚を釣ることができたのでフックを自作して見るのも選択肢のひとつになりますよ♪


スナップやリングは小さいほうがいい
ルアーの接続やフックの接続に使用するスナップやスプリットリングはできるだけ小さいほうが魚に違和感を与えないと感じました。
特にスナップは大きいものを使用してみたところ魚からのバイトがでなくなりました。
使用する小さいルアーに対して大きすぎるスナップは全体のシルエットやルアーの動きにかなり影響を与えることがわかりました。
とはいえ適切な大きさであれば魚からの反応は得られるので過度に小さくする必要はないと感じました。



ご自身が使いやすい範囲で小さいものを使用すればいいと思いますよ♪
チャビングは身近なルアーフィッシングで魅力的
以上です!
気軽な釣り♪チャビングでカワムツを狙って遊んでみた♪ということで今回は私が実際にチャビングをしてみた時に使用したタックルやルアー、操作方法や釣りをしていく中で気づいたことについて簡単にお話しさせていただきました。
チャビングは想像以上に面白い♪


チャビングは私が想像していた以上に面白い釣りものでした。
魚の引き味こそ弱いもののバイトの出方はルアーフィッシングのターゲットとして十分に楽しめるものです。
魚からのバイトが出ないことが多い釣りを普段しているルアーマンにもとてもオススメできると釣りのひとつだと感じました。



私が好きなサーフフィッシングと比較すると魚からのバイトが桁違いに多いです♪
また川の流れを見て魚のいる場所を予測しながらルアーを通すコースを考えたりとルアーフィッシングで必要になってくる考え方や所作の練習にもなると思います。
身近なターゲットで簡単に釣れるからこそ奥が深いそんな一面を感じることができました。
みなさんも是非チャビングにチャレンジしてみてください。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
チャビングで必要な釣り具はナチュラムでも購入できます。
今後も釣り具のレビューや実際に釣りをして気づいたことについてブログ記事にしていくのでまた読んでいただければ嬉しいです。
それではまた。
釣りしよ。とりまな


















