こんにちは、とりまなです。
突然ですがみなさんは普段釣りで使用しているリールをメーカーのメンテナンスに預けたことはありますでしょうか?
私の場合、釣行後にリールの取り扱い説明書に記載されている通りにオイルやグリスを差して簡易メンテナンスをしているだけでメーカーのメンテナンスに預けたことがありませんでした。
そこでサブ機として持っているだけの20ツインパワーが手元にあり普段は使っていないため、この機会にシマノのメンテナンスへ預けてみることにしました。
今回のブログ記事はシマノのメンテナンスサービスへ依頼する時の流れやメンテナンス前後のリールの状態について簡単にお話しさせていただきます。
まだメーカーのメンテナンスサービスにリール預けたことのない人は参考になると思うのでぜひ読んでみてください。
メンテナンス前の20ツインパワーの状態
メンテナンス前の20ツインパワーの状態を簡単に説明します。
釣りでの使用期間はおおよそ2年ほどで月に2回〜3回くらい、毎釣行6時間ほどサーフフィッシングで使用していました。
春秋冬はフラットフィッシュ狙いでメタルジグやミノーなど色々なルアーを使用して巻いていました。
夏の時期はライトショアジギングでメタルジグをかなり激しくしゃくりながら巻いていたのもあってかハンドルを回すとそれなりにシャリシャリする感じがします。
ライトショアジギングは結構リールへの負担が大きいと感じています。
日常的なメンテナンスは釣行後に適切な箇所に取り扱い説明書の通りオイルやグリスを差していました。
メンテナンスに使用しているのは以下の商品です。
ハンドルノブはゴメクサスのラウンドノブへ交換しています。
ハンドルの反対側にはリールスタンドを取り付けています。
現在はサブ機として持っているだけなので普段はほとんど使用していません。
この状態の20ツインパワーを最寄りの釣具店にそのまま持ち込みました。
釣具店にてメンテナンスの依頼をお願いする
家から最寄りの釣具店に行き、店員の方にリールのメンテナンスで預けたいことを伝えます。
ちなみにシマノにリールをメンテナンスで預ける場合は以下の2つの依頼方法があります。
- 最寄りの釣具店に預けてリールを発送する
- 自分で直接やり取りをしてリールを発送する
自分で直接やり取りをして発送する場合はリールの発送料金がかかるので私の場合は釣具店に持ち込みました。
釣具店を経由する場合はリールの発送にお金はかかりません。
釣具店に定期的に来るシマノの担当者が持っていってくれるようです。
ちなみに担当者の人がどのタイミングで来るかまではわかりません。
例えばですが土曜日にリールを預けたとします。
ところが担当者が翌週の金曜日まで来ない場合は釣具店で1週間足止めされることになります。
急いでオーバーホールに出したい人は注意が必要です。
時間的な余裕を持ってメンテナンスの依頼をしたほうが良いにゃ〜
店員さんにいつ担当者が来るのか事前に聞いておくのも良いかもしれません。
ちょっとした問題が発生!?
店員の方にメンテナンスに預けたい旨を伝えて持ち込んだリールを見せたところちょっとした問題が発生しました。
どうやらメーカーのメンテナンスに出す場合はもともと着いていた純正パーツをつけた状態でしか依頼ができないようです。
メーカーとお客様との余計なトラブル回避のためのようです。
私の場合だとハンドルノブとリールスタンドを元に戻さないと預けられないと言われてしまいました。
困ったにゃ〜結局どうしたにゃ?
とはいえ部品や道具がないのでその場で元には戻せません。
なので店員の方にハンドルノブとリールスタンドを外した状態でメンテナンスに預けることはできませんか?と聞いてみました。
どうだったにゃ?
その状態でお客様が良いのであればお預かりできます。と言われました。
とはいえハンドルノブのメンテナンスも料金の中に含まれているので本来なら元の純正の状態にしてから預けるほうが良いと思います。
私の場合はハンドルノブに異常や気になることが特になかったので該当部品を外した状態でリールを預けることにしました。
またリールスタンド側の純正のキャップが家のどこにあるのかわからなくなっていたのでメンテナンスに出すついでに部品発注することにしました。
次回のことを考えてメンテナンスついでにキャップは部品発注しました。
キャップ無くすにゃよ〜
ハンドルノブとリールスタンドを外した以下の写真の状態で預けました。
ハンドルノブとリールスタンドは持ち帰りました。購入時の箱が残っているなら箱に入れた状態で預けるほうが良いかもしれません。
メンテナンスコースを選択する
シマノのスピニングリールの場合、以下のリストの通りメンテナンスコースが3つ用意されています。
- フルメンテナンスコース
- スタンダードコース
- スプールオーバーホールコース
それぞれのコース内容についての詳細はシマノ公式ホームページで確認してみてください。
私が利用したコースはスタンダードコースになります。
スタンダードコースについてざっくりと簡単に説明します。
スタンダードコースは工賃税込3,960円でパーツ交換などは行わないコースになります。
作業内容は全ての個所の分解と洗浄を行いその後グリスアップと調整組み立てをしてくれるものになります。
特に気になる個所がないもののリール内部を綺麗な状態で長く使用したい人向けのコースになります。
シャリ感は少しだから今回はあえてスタンダードコースで様子をみることにしました!これで運良くシャリ感もなくなれば良いなって感じです。
気になる個所がある場合は部品交換を含めたフルメンテナンスコースに出すことをオススメします。
コースが決まったので預かり用紙に必要事項を記入してそのまま店員の方にリールを預けました。
ちょっとしたアクシデントはあったけど難しいことは特にありませんでした♪後はメンテナンスから戻ってくるのを待つだけです。
戻ってきた20ツインパワー
釣具店に20ツインパワーを預けたのが12月16日。
メンテナンスを終えたリールが戻ってきましたと釣具店から電話をもらったのが1月5日。
おおよそ3週間でメンテナンスを終えて戻ってたきたことになります。
釣具店に預ける際に店員の方からシマノのメンテナンスが混んでた場合1ヶ月ほどかかると思うのでご了承下さいと言われていました。
混んでいなかったのか予想よりも早くメンテナンスが終わったようです♪
どれくらいメンテナンスに時間がかかるのかは実際に預けてみないとわからないのでその時によるとしか言えません。
また釣れる魚が少なくなる冬のオフシーズンの時期は釣りを一時的にしない人が多くなります。
シマノのメンテナンスにリールを預ける人も多くなり混み合うため時間がかかることが予想されるので預ける場合は注意が必要です。
メンテナンス後の20ツインパワーの状態
メンテナンスから戻ってきた20ツインパワーの状態について簡単にお話しします。
まず外していたハンドルノブを持って釣具店に向かいメンテナンス後の20ツインパワーの状態を釣具店にてその場で確認してみました。
ハンドルを取り付けて回してみたところ明らかにメンテナンス前よりも滑らかに動いているのがわかりました。
ただし部品の交換を行わないスタンダードコースではやはりハンドルを回した時のシャリ感については完全になくなることはありませんでした。
それでもかなりシャリ感が抑えられているとは感じました。
今回はサブ機としての役目を果たせれば良いと思ってメンテナンスに出したのでこの状態での仕上がりで私としては問題ありません。
どうしても気になる個所がある人は必ず部品交換有りのフルメンテナンスコースにすることをオススメします。私も20ツインパワーを次回メンテナンスに出すときはフルメンテナンスコースにしようと思います。
ちなみに修理作業中の不具合という形でベール組が無償で新品に交換されていました。
わずかにではありますがベールを返した時のカッチリ感が良くなった気がします。
修理作業中の不具合というのが気になるけど不具合の内容については特に説明がありませんでした。とりあえず新品なのでヨシとします。
また頼んでいたハンドルキャップもしっかりと取り付けされていました。
これで次回のメンテナンスはこれをつければ大丈夫だにゃ!
シマノの修理報告書は以下の写真の通りです。
リールをメンテナンスして長く使おう
以上です!
シマノのリールメンテナンスへリールを預けてみた話!ということでシマノのメンテナンスサービスへ依頼する時の流れやメンテナンス前後のリールの状態について簡単にお話しさせていただきました。
釣行後の普段のリールメンテナンスには以下のリールメンテスプレーがオススメです。ワンセット持っておくと良いですよ♪
かかった費用
今回シマノへメンテナンスに預けた際にかかった費用は工賃税込3,960円と発注した部品税込550円となり合計4,510円でした。
メンテナンスに預けたことで明らかにリールの調子が良くなったので定期的にメーカーのメンテナンスに預けるのは大事なことだなと思いました。
今後も自分の持っているリールを長く使用するために定期的にメーカーのメンテナンスに預けようと思います。
メインで使用している22ステラも使用期間が一年くらい経ったらメーカーのメンテナンスに出してみようと思います。
みなさんも愛用のリールを長く使用するためにメーカーのメンテナンスを利用してみてください。
大事にしているリールで釣った魚はきっと忘れられない思い出の1匹になるはずです。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
それではまた。
釣りしよ。とりまな