サーフフィッシングに絶対に欠かせない『メタルジグ』の特徴とその飛距離について!

サーフフィッシングに絶対に欠かせない『メタルジグ』の特徴とその飛距離について!
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こんにちは、とりまなです。

みなさんはサーフフィッシングに絶対に欠かせない『メタルジグ』を投げて釣りをしていますでしょうか?

サーフフィッシングを始めたばかりの人でも、きっとルアーケースに何個か入っていると思います。

私は『メタルジグ』というルアーがとても好きで、サーフに釣りに行くと毎回たくさん投げています。

今回は『メタルジグ』の素材別の特徴や飛距離で感じていることについて私の経験も踏まえつつ、簡単に紹介してみたいと思います。

とりまなさん

『メタルジグ』について説明していく〜♪

目次

『メタルジグ』の素材

『メタルジグ』に使用されている素材は主に以下のリストの通りです。

  1. 亜鉛(低比重)
  2. タングステン(高比重)

素材別にそれぞれの特徴や得意な条件やシチュエーションについて簡単に説明します。

亜鉛(低比重)

亜鉛(低比重)で作られているメタルジグの写真

↑↑↑上記の写真は低比重合金で作られているパームスのスローブラットキャストシリーズのメタルジグ。

亜鉛(低比重)素材で作られているメタルジグの特徴はフォールの遅さと他の素材で作られた同重量のメタルジグと比較した場合にルアーシルエットを大きくできるところです。

ルアーシルエットが大きくなることで3つの素材の中では魚に対してもっとも存在感をアピールすることができます。

反面ルアーシルエットが大きいことで風の影響を受けることで、他の素材のメタルジグと比べた時にやや飛距離が飛ばない場面もあります。

とりまなさん

とはいえ他のルアーに比べたら十分飛距離は出ますよ♪

メタルジグの沈むフォールスピードがもっともゆっくりなことで長い時間水中で魚にジグを見せることができるのも亜鉛(低比重)のメタルジグの特徴です。

また使用されている素材が低比重なことでルアーを操作した時も低速から動き出し、浮き上がりが早くなるのも特徴です。

亜鉛素材は遠浅のサーフで低速でレンジをキープしたまま魚にアピールしたい時に活躍します。

水深の深いサーフで使う場合は浮き上がりの良さとフォールスピードが遅い点を利用して、リフト&フォールで魚を誘うのもオススメです。

鉛製のメタルジグの写真

↑↑↑上記の写真は様々なメーカーのメタルジグです。

一般的なメタルジグというルアーにもっとも多く使用されている素材が鉛になります。

とりまなさん

私のお気に入りジャクソンのメタルエフェクトも鉛製だよ。

色々な部分が亜鉛(低比重)とタングステン(高比重)の中間に位置していると私は感じます。

ルアーシルエットも亜鉛(低比重)とタングステン(高比重)の中間くらいの大きさですし、メタルジグが沈むフォールの速度も亜鉛(低比重)とタングステン(高比重)の間になると思います。

メタルジグを操作した時も亜鉛(低比重)ほど浮き上がりは早くなく、タングステン(高比重)ほど速く操作しなくても動き出して魚を誘ってくれます。

使いやすさという汎用性が一番良いと言えるのが鉛素材のメタルジグだと思います。

鉛素材のメタルジグは遠浅〜ドン深サーフまであらゆるサーフのフィールドで基軸として使用することができます。

鉛素材のメタルジグを使用して遠浅サーフでルアーをただ巻きすると底を擦ってしまうような場面ではメタルジグの重量を軽くして使用することで底を擦らずに巻いてくることができます。

ドン深サーフで潮の流れがキツイせいで着底が分かりにくかったり風が強く吹いて飛距離を稼ぎたい状況ではメタルジグの重量を重くして使用することで鉛素材のメタルジグはほとんどのシチュエーションに対応することが可能になります。

とりまなさん

鉛素材はメタルジグのど真ん中って感じで非常に使いやすい!

タングステン(高比重)

タングステンで作られているメタルジグの写真

↑↑↑上記の写真はジークRサーディーンTGとデュオドラッグメタルキャストTG

タングステン(高比重)素材で作られているメタルジグの特徴は他の素材で作られた同重量のメタルジグと比較した時にルアーシルエットがひと回り小さくなるところです。

ルアーシルエットがひと回り小さいことでキャストした時の空気抵抗が小さくなるため、亜鉛や鉛素材の同じ重量のメタルジグで比較した場合に一番飛距離を出すことができます。

ジークRサーディーンTGと鉛製ジークRサーディーンの大きさ比較写真

↑↑↑上記の写真はジークRサーディーンTGと鉛製ジークRサーディーンの大きさ比較写真。

デュオドラッグメタルキャストTGと鉛製デュオドラッグメタルキャストの大きさ比較写真。

↑↑↑上記の写真はデュオドラッグメタルキャストTGと鉛製デュオドラッグメタルキャストの大きさ比較写真。

タングステンジグはルアーシルエットが小さいのでフィッシュイーターが小型のベイトを偏食している時にも活躍できる場面があります。

タングステンは高比重なことでメタルジグが沈むフォールスピードが3つの素材の中でもっとも早くなるのも特徴です。

沈むフォールスピードが速い分だけ操作する時にはそれなりの速度で動かしてあげないとメタルジグ自体が上手く動かないのも特徴になります。

タングステン素材の特性上、遠浅サーフでのゆっくりとした誘いは得意ではないと感じます。

どちらかといえば速い動きを駆使して魚を誘うほうが得意だと私は思います。

とりまなさん

サーフから小型中型青物を釣る時にすごく活躍してくれるよ!

潮の流れが速く着底がはっきりしない時や飛距離をもっとも出したい場面では必ずタングステンジグの出番になります。

タングステンジグは非常に高価ですがルアーローテーションのアクセントにもなりますし、タングステンジグが必要になる状況があるのでルアーケースにひとつは入れておくと良いと思います。

『メタルジグ』の飛距離

メタルジグは全てのルアーカテゴリーの中でもっとも飛距離が出せると言っても過言ではありません。

上手な人がメタルジグを投げればコンスタントに100mオーバーのキャストができるので、広大なサーフというフィールドを広範囲にサーチすることが可能になります。

100m以上の飛距離が出せるとまだルアーが届いてない新鮮なポイントへキャストすることになるのでそれだけでも釣果に結びつく可能性が高まります。

強風が吹き付けるタフなコンディションの中でも風を切り裂いて、安定した飛距離が出せるのもメタルジグの大きな魅力です。

どれくらい飛ぶのか?

私の経験上、どの素材でも1オンス約30gのメタルジグであればどのような形状をしていてもPE1.5号のラインで最低80m〜90mくらいは投げることができると私は感じます。(ただし向かい風が強く吹き付けるコンディションは別です。)

他のルアーだとおおよそですが、ミノープラグが40m~65m、ジグヘッドワームが40m~70m、シンキングペンシルが70m~90mという感じの飛距離なので100m飛ばせるルアーはメタルジグだけです。

とりまなさん

ちなみに例外で言うとジャンプライズの『飛びキング』はシンキングペンシルのカテゴリーだけど100m以上飛ぶよ。

このことからメタルジグの飛距離が他のルアーよりも圧倒的に飛んでいくのを実感しています。

それくらいメタルジグは飛距離に関して他のカテゴリーのルアーと一線を画す存在だと思います。

とりまなさん

私の場合ですがPE1.5号で30gのメタルジグも条件さえ合えば100mくらい飛ばせています。PE1号ならコンスタントに100mくらいは飛んでいます。

飛距離が出せない人はどうすれば良いのか?

釣りを始めたばかりの頃は私も飛距離を出すことができずにすごく悩んでいました。

メタルジグでもしも飛距離が出せないのならまずはキャストの仕方を見直してみると良いと思います。

メタルジグで飛距離が出せない人ならほんの少しキャストのポイントを見直すだけでも簡単に数mは飛距離を伸ばすことができると思います。

私自身すごく飛距離が出せているとは思いませんが始めたばかりの頃と比べれば月とスッポンくらいの差があるので飛距離が出せずに悩んでいる人も練習をすればきっと遠くに飛ばすことができると思います。

釣りに出かけて釣り場で様々な経験をしていきながらキャストを繰り返し、練習を続けていればラインの太さや適切なタックルセッティングについても自ずと理解が深まります。

自分に合っているタックルセッティングを見つけることができれば追い風などの好条件も重なることで100mの飛距離はすんなり出せる人もいると思います。(ただし女性や子どもは難しいと思います)

飛距離を伸ばす時に簡単な方法の一つに使用しているメインラインであるPEラインを細くするという方法もあります。

号数を落とすごとに体感的に数mずつ飛距離が伸びるのを私は実感しています。

ある程度釣りの経験を積んでから少しずつラインを細くしていくとトラブルになりにくいです。

極端にラインを細くするのは様々なトラブルの元だと私は思うので自分で色々経験して自分にあったベストなラインの太さを探してみてください。

質問者さん

とりまなさんはどの太さなの?

とりまなさん

私はサーフでPE1号と1.5号を使っているよ。でもメインは1.5号。いつだって大きい魚釣りたいんだ〜w

飛距離が出したい人は身体も鍛えると良い?

メタルジグで飛距離を伸ばしたいのであればそれなりに筋力が必要になるのは間違いない事実です。

使用しているロッドにもよりますがロッドをしっかり曲げてキャストするにはしっかりとタックルを操るだけの筋力が必要不可欠になります。

タックルセッティングが自分の体格や筋力に不釣り合いなだけでもメタルジグの飛距離が出なくなってしまいます。

特にメタルジグを多用するライトショアジギングのような釣りにおいて、初心者の人がショアジギロッドのMHやHを選んでしまうとロッドを上手く曲げることが恐くてできないと思います。

質問者さん

どうしてそう思うのかニャ?

とりまなさん

私自身がショアギギロッドのMHを最初に買って上手く曲げこむことに苦労したし、慣れるまでかなり投げ込んだ経験からそう思うんだ。
ロッドの重さもあるからリールと合わせた時にそれなりに重いんだよ。
魚釣り初心者さん向けにサーフのスーパーライトショアジギングSLSとライトショアジギングLSJについて解説!』も読んでみてね♪

筋力に自信があまりないのであれば筋力をつけることで飛距離を伸ばすことができるので身体が細い人は筋トレで身体そのものを鍛えるのも意外と大事だと思います。

ゴリゴリのマッチョになる必要はないですが自分のタックルを上手く操作できるくらいの筋力をつければ飛距離も自ずと伸びるはずです。

とりまなさん

私も自宅で少しだけ筋トレしています。

メタルジグの弱点?

メタルジグの弱点?となる部分もあります。

それは他のルアーに比べるとシルエットや波動で魚にアピールしたい場面でメタルジグが一番弱かったり、控えめというところです。

シルエット

メタルジグと比較した時にミノーやシンキングペンシルはシルエットが圧倒的に大きいので視覚的にも遠くの魚へアピールが可能です。

ルアーシルエットのアピール力が弱いのはメタルジグの特性なので仕方ないことだと思います。

とりまなさん

シルエットに関してはその時のベイトサイズも絡むので釣り場の状況次第では小さいシルエットが強い武器にもなります。

波動

波動もジグヘッドワームのナチュラルな波動や鉄板バイブレーションの強波動というものはメタルジグでは出せないので他のルアーと比較するともっともアピール力が控えめということになると思います。

とりまなさん

私は波動に関してはメタルジグにしか出せない波動もあるからその時の状況で変わると思っています。波動そのものは決して弱いわけではないと思います。

弱点や控えめなところも条件次第では強い武器になるので時と場合によると言うのが私の考え方です。

メタルジグは強い武器になる!

以上!

サーフフィッシングに絶対に欠かせない『メタルジグ』の特徴とその飛距離について!ということで私なりにメタルジグについて簡単にお話しさせていただきました。

メタルジグの特性を活かして釣り場の条件に合わせられるようになればきっと釣果も伸びるはずです。

私もまだまだ勉強不足ですが釣り場に出かけてメタルジグを使用して色々経験を重ねたいと思います。

オススメのメタルジグや操作方法はまた別の記事を書く予定です。

とりまなさん

ちなみにメタルジグは『ただ巻き』で使用するのもオススメ!

みなさんもサーフフィッシングに出かけたらぜひメタルジグを投げてみてください。

最後まで読んでくれた人が釣果に恵まれますように。

それではまた…釣りしよ。とりまな

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この記事を書いた人

サーフでヒラメサイズを求めて気長に釣行チャレンジしつつ、ブログ記事を書いたりYouTubeにのんびりと動画投稿。ネーミングしたメタルエフェクトのゴールド&プラチナギャルピンクの発信やツイートを見つけると喰いつきます。よろしくお願いします。

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