こんにちは。釣りしよ。とりまなです。
みなさんはメタルジグのコーティングで困っていませんか?
すぐにホログラムがボロボロになるのをどうにかしたいと思っていませんか?
今回はYouTubeで紹介しているメタルジグの熱収縮チューブコーティングのやり方について必要な道具や順番などを含めて詳しく解説してみたいと思います。
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この記事を読んでもらう事でより詳しく熱収縮チューブコーティングのやり方が理解できると思うので最後まで読んでみてください。
用意するもの
熱収縮チューブコーティングをする時に私が実際に使っている道具類になるので、こちらを用意してもらう事でスムーズに作業できると思います。
- 熱収縮チューブ
- メタルジグ
- スプリットリングオープナー
- 先丸ペンチ
- シリコンスプレー
- ターボライター
- ハサミ
- カッターナイフ
熱収縮チューブ
熱収縮チューブは文字通り熱を加えることで収縮する製品です。
今回はメタルジグのホログラム簡易保護のために使います。
メタルジグ
コーティングしたいメタルジグを用意して下さい。
動画ではパームスのザ・ダックス40gのゼブラグローカラーをコーティングしました。
小粒で飛距離も出せるメタルジグです。
スプリットリングオープナー
メタルジグについているスプリットリングやフックを取り外したり取り付けるために必要です。
持っていると作業がとても楽になります。
私が使っているのはこちらのスミス(SMITH LTD) スプリットリングプライヤー スプリットリングオープナー 113mm ステンレスです。
使いやすくて壊れにくいのでオススメです。
先丸ペンチ
熱収縮チューブの入り口を少し伸ばすために必要です。
先丸ペンチは100円均一にも売っているのでそちらで用意してもらっても大丈夫です。
シリコンスプレー
シリコンスプレーは熱収縮チューブの中に吹きつけて使います。
メタルジグをスムーズに中へ入れるために必ず用意して下さい。
シリコンスプレーをしないと摩擦で上手く中に入りません。
ターボライター
ターボライターは熱収縮チューブを収縮させるために使います。
ターボライターが1番簡単に収縮させる作業が捗ったのでオススメです。
こちらも100円均一で用意してもらって大丈夫です。
ハサミ
熱収縮チューブを切り取るのに使います。
こちらも100円均一で用意してもらって大丈夫です。
カッターナイフ
カッターナイフはメタルジグのアイに残った熱収縮チューブのあまりを切り取るのに必要です。
こちらも100円均一で用意してもらって大丈夫です。
コーティングの手順
それでは実際にコーティングしている手順を私なりに簡単にわかりやすく説明していきます。
各項目で気をつけることや作業するときのポイントも説明します。
- スプリットリングオープナーでメタルジグのフックとスプリットリングを外す
- 先丸ペンチで熱収縮チューブの入り口を広げる
- シリコンスプレーを熱収縮チューブの中に吹きつける
- メタルジグの細い方から太い方に向かって熱収縮チューブをかぶせる
- ターボライターで熱収縮チューブを収縮させる
- ハサミとカッターナイフで熱収縮チューブの余分を切り取る
- 外したフックとスプリットリングを元に戻して完成
スプリットリングオープナーでメタルジグのフックとスプリットリングを外す
パッケージから出したメタルジグについているフックとスプリットリングを外します。
外さないと熱収縮チューブが通せません。
パッケージから出したばかりの新品のフックは鋭いので刺さりやすいです。
外すときに手にフックが刺さらないように気をつけて作業をして下さい。
先丸ペンチで熱収縮チューブの入り口を広げる
先丸ペンチで熱収縮チューブの入り口を広げます。
先丸ペンチで広げるときは少しずつ力を加えて伸ばしていきましょう。
強くやりすぎると熱収縮チューブに穴が開いてしまいます。
この作業は熱収縮チューブに対してメタルジグが大きかったり、太い場合は必ず行って下さい。
入り口を広げることでスムーズに熱収縮チューブの中にメタルジグを滑り込ませて被せる後工程で役に立ちます。
シリコンスプレーを熱収縮チューブの中に吹きつける
シリコンスプレーを熱収縮チューブの中に吹きつける事でメタルジグとの摩擦が軽減するので簡単に被せやすくなります。
メタルジグの大きさに合わせて熱収縮チューブを指先でつまみ、シリコンスプレーを熱収縮チューブの中に吹きつけます。
つまんだ部分全体にシリコンスプレーがかかれば大丈夫です。
メタルジグの細い方から太い方に向かって熱収縮チューブをかぶせる
メタルジグの細い方から先に熱収縮チューブの入り口に入れていきます。
入れていく方向は細い→太いです。
私自身が何回もこのコーティングを経験して導き出したベストな方向です。
途中で引っかかってしまったときは熱収縮チューブとメタルジグを一緒に握り込んで机などの固いものに押し付けながら少し強引に滑り込ませながら被せて下さい。
↑引っかかってしまったときの為に先丸ペンチで入り口を広げる前工程が必要です。
この作業の動画はこちらです。
ターボライターで熱収縮チューブを収縮させる
ターボライターで熱収縮チューブを収縮させます。
熱収縮チューブはお湯などにつけても収縮はしますが綺麗にコーティングしたい場合はターボライターが断然オススメです。
あっという間に収縮するので少しずつ熱を加える方が失敗しにくいです。
メタルジグの形に沿わせるように綺麗に収縮させて下さい。
アイの部分は密着度を高める為に熱収縮チューブが柔らかいうちに少し伸ばしながら形を整えると綺麗に密着させることができます。
この作業は動画で確認してもらうとよりわかりやすいです。
私は素手でこの作業をしていますが火の取り扱いには十分気をつけて下さい。
またメタルジグも熱を帯びるので注意が必要です。
ハサミとカッターナイフで熱収縮チューブの余分を切り取る
ハサミとカッターナイフを使って熱収縮チューブの余分を切り取ります。
カッターナイフの刃は良く切れる新しいものを使うようにすると無駄に力を入れずに切り取ることができます。
アイの部分に残った熱収縮チューブを形に合わせて切り取るだけですが、指先を切らないように十分気をつけてください。
外したフックとスプリットリングを元に戻して完成
最後に外したフックとスプリットリングを元に戻して完成になります。
リアのトリプルフックは取り付ける向きがあるので間違えないようにしましょう。
元に戻すときもフックを手に刺してしまわないように気をつけて作業して下さい。
このコーティングで気になること
このコーティングをしていて気になることについて動画のコメントで質問を頂いたので、私が思っていることや感じていることを説明します。
熱収縮チューブを被せたときに反射や蓄光の低下は起きない?
熱収縮チューブが綺麗なうちはホログラムの反射と蓄光能力はほとんど変わらないと思います。
使い込むとチューブに曇りが出るのでそうなったら外して新しくコーティングするとまたいい感じになります。
とは言うものの、熱収縮チューブがされた分だけホログラムの反射や蓄光の発光もややマイルドになってるのは事実です。
熱収縮チューブを被せたときの見た目の感じ方には個人差があると思います。
フォールスピードの違いはあるのか?
フォールスピードに関しては正確に事実確認をしたわけではないので正しいとは言えないですが、おそらく抵抗が大きくなるぶんだけやや遅くはなってると思います。
ですが、自分が使っていてそのフォールの違いで魚の反応が変わるのか?と言われれば全く変わらないって答えます。
それくらい微妙な差だと思います。
チューブの切り口から海水が入る? 入ってもそのまま放置?
チューブの密着が甘ければ切り口からの海水の侵入があるとは思います。
個人的にはしっかり形に沿って収縮させれば海水が影響を与えるほど侵入しているとは感じません。
基本的には侵入がほぼない場合は放置で大丈夫です。
海水が侵入するほど捲れたりした時に再度コーティングする感じで使用しています。
ジグのバランスが崩れないの?
当然ジグにチューブを被せていることでメタルジグ本来のバランスからは外れるため動きが崩れている可能性もあります。
これはジグを動かしている水中を見たわけではないのでどれくらいの影響があるのかはわかりません。
あくまでこのコーティングは簡易的なホログラムの保護を目的としています。
ご自身で目的に合わせたコーティングをしてもらうことが1番大事です。
1つの選択肢としてお考えいただければと思います。
ジグのバランスを第一に考えるのなら何もコーティングせずに使うのが一番良いと思います。
ジャークしてたらアシストフックがチューブに刺さる
フックが刺さる点につきましては私もたまになっています。
そこはチューブの硬さの関係上、完璧に防ぐ手立てがないのが現状です。
こちらの方法はホログラム保護を目的にした簡易的なコーティングです。
私はたまになのであまり気にしていませんが気になるようでしたら、ご自身の使い方に合わせて他のコーティングもご検討頂ければ幸いです。
綺麗にコーティングしたメタルジグで魚を誘い出そう!
以上、私なりにメタルジグ熱収縮チューブコーティングのやり方を詳しく解説!してきました。
綺麗なメタルジグはアングラーのモチベーションをしっかり上げてくれます。
このコーティングは時間がない時でもすぐにできるので、仕事帰り釣具屋に寄り道して気になるメタルジグを買ってきて明日の釣行で使いたいそんな時にもオススメです。
世の中には色々なコーティング方法がありますが、その中のひとつとして気になった方は是非試してみて下さい。
それではまた、、、。釣りしよ。とりまな
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