こんにちは、とりまなです。
突然ですがみなさんはルアーのフックをきちんとメンテナンスしていますでしょうか?
ルアーフィッシングにおいてフックの鋭さと言うのはかなり重要なポイントの一つだと思います。
上手な人ほど針先のチェックを欠かさないし、気にかけていると思うな!
フックの針先が鈍っている状態で魚がかかるとフッキングが甘くなり、魚の口にうまく掛からなかったり、掛かったとしてもフックアウトしてしまい魚をバラす原因にもなります。
今回はそんな鈍ってしまったフックの針先を簡単にメンテナンスするオススメのフックシャープナーを紹介してみようと思います。
またどのように針先をメンテナンスするのかについても簡単に説明していきます。
よろしくお願いいたします♪
よろニャ〜
針先の確認方法
まずはルアーフックの針先が鈍っているのかを確認する方法を説明します。
確認方法はすごく簡単で針先を軽く爪に押し当ててフックを動かそうとした時に針先が滑るのか、それとも食い込んで滑らないのかで判断します。
簡単な判断基準を以下のリストにまとめました。
- 針先が鋭い状態=爪に食い込むようになり針先が滑りません。
- 針先が少し鈍ってきている状態=押し当てて動かそうとした時に爪に線傷ができます。
- 針先が鈍っている状態=押し当てて動かした時に爪からスルスル滑るようになります。
リストの3はメンテナンスが必要になるのはわかるけど、リスト2の場合はメンテナンスは必要になるのかニャ?
リスト2の状態でもできればメンテナンスが必要だと思うよ。でも実際に釣りをしていて線傷ができるだけの針先の鋭さがあれば魚はほとんどフッキングするし、そこは個人の感覚で判断していくのが良いと思うな!対象魚や釣りのスタイル、考え方で針先に対する姿勢はそれぞれ変わるからね。大事なのはリスト3の状態の時はメンテナンスが必要ってことになるからそこだけは覚えて欲しいかな。
わかったニャ〜
とはいえ腐っても針だからリスト3の状態でもフッキングする時はするし、魚をばらさずにキャッチできることもあるのは釣りをしてれば感じるところではあるけど。少ないチャンスを活かして魚を釣りたいと考えるなら早めのフックメンテナンスは重要な作業に感じるよ。
ニャルほど〜
わかりやすいように針先の確認の仕方を動画にしてみました♪釣りに出掛けられない時にまとめてフックメンテナンスするのも良いと思います!
フックシャープナー
フックの針先をメンテナンスするために私が実際に使用しているフックシャープナーを紹介していきます。
スミス(SMITH LTD) シャープナー ダブルダイヤモンド シャープナー
『スミス(SMITH LTD) シャープナー ダブルダイヤモンド シャープナー』はフローティングベストにつけて釣り場で簡易的に針先を鋭くさせるために使用しています。
自宅で針先をメンテナンスする時には使用していません。
釣り場用のフックシャープナーとして使用しています。
オーナー(OWNER) フックシャープナー No.81104-2 M(荒研ぎ用)
こちらの商品は針先のチェックをした時に爪に線傷ができるくらいの状態の時に使用しています。
最初に荒研ぎ用を使用して針先を鋭く調整します。
オーナー(OWNER) フックシャープナー No.81104-1 S(仕上げ用)
こちらは荒研ぎ用で針先を鋭くした後にさらに細かく針先を調整するために使用しています。
荒研ぎ用と仕上げ用の二つを使用することで針先を鋭く調整しています。
荒研ぎ用と仕上げ用の二つは自宅で時間のある時に使用しています。
高儀 TAKAGI 両刃 ヤスリ 木柄付 100mm
こちらは釣り用のフックシャープナーではありません。
目立てヤスリと言うノコギリの刃を鋭くさせるためのヤスリになります。
釣り用のフックシャープナーではないものの針先がほぼ鈍ってしまっている状態を鋭くさせるのには一番適していると感じるのがこの目立てヤスリです。
目立てヤスリは錆びやすいので釣り場には持ち込んでいません。
こちらも自宅にて使用しています。
色々なシャープナーを試したけど『目立てヤスリ』が一番針先を鋭く戻すことができたよ!でもあまりにも簡単に針先が削れるから削りすぎないように注意が必要だよ。慣れるまでは何回も練習してみるのが大事になってくるね!
まさかの釣り用シャープナーではないんだニャ。
そう!だけど針先を鋭くさせるならこの目立てヤスリが一番オススメ♪
針先の研ぎ方
鈍ってしまった針先の研ぎ方について簡単に説明します。
先にお伝えしておきます。私的には針先の研ぎ方に正解はないと思っています。どんな方法でも針先が鋭くなればそれが一番大事だと感じているからです。なので色々な方法を試して自分に合っている研ぎ方を見つけてみてください。使用しているシャープナーに合わせて研ぎ方を模索してみた方がいいと思います。今回は私が実際にやっているやり方を紹介します。
最初に針先を研いだことがわかりやすいようにするため油性マジックで針先を塗ります。
次にシャープナーで研いでいくのですが基本的には針先側から針の根本に向かってシャープナーを当てて研いでいきます。
針先を上にして研いでいく場合なら上から下にシャープナーで研いでいく感じになります。
この時針先の左右を先に研いで最後に正面から軽く研ぐ方法を私は行っています。
針先が食い込んでいく方向と同じ向きで研いだ方が良いと言われているよ。とはいえそこを深刻に考えるよりも針先を如何に鋭くさせるかのほうが私としては重要だと思うな!
シャープナーを動かす時の力加減ですがすごく軽く研いでみてください。
強い力で研いでしまうと針先が大きく削れてしまい針として使い物にならなくなるので最初から最後まで力加減は軽く作業してみてください。
フックを研ぐのに力はほとんどかける必要はないよ。慣れないうちはシャープナーが軽く触れる程度で研いでいくところから始めてみてね!やればやるだけ感覚的にわかってくるから時間の時にたくさん研いでみよう♪
練習あるのみだニャ〜
最後に研いだ針先の錆防止として油性マジックを塗っても良いですが、削った分だけ錆びやすいのは変わらないので気休め程度に考えておくほうが良いのかなと個人的には思います。ちなみに私はほとんど塗らないです。
ニャルほど〜
針先の研ぎ方も動画にしました♪参考になれば幸いです。とはいえ針先を何回も研いでご自身に合った研ぎ方を見つけてみるのも大事だと私は思います。鈍った針よりはどんな形であれ鋭い針先のほうが良いですよ♪
釣りに出掛けられなくても
以上です!
ルアーのフックをメンテナンスをしよう!ということで私なりに簡単にフックのメンテナンスについて説明させていただきました。
針先を研ぎながら次の釣行に想いを馳せる
ここまでフックの研ぎ方についてお話しさせていただきましたが、本当ならフックが鈍ったら交換をするのが一番良いです。
とはいえフックもそれなりに値段がします。
大量に交換するのは金銭的にもなかなか大変です。
少し針先が鈍っている時はフックをメンテナンスすることでお金の節約にもなります。
本当はお金のことなんか気にせずフックを交換してみたいw
魚釣りに出かけようとしていたけど、急な予定や天候に恵まれず出かけられないそんな時こそルアーのフックをメンテナンスしてみましょう!
針先を研ぎながら次回の釣行に思いを馳せるそんな時間も釣りをしていると言えるのではないでしょうか?
まだ見ぬ魚にフッキングするために針先は常に鋭くしておきましょう。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
アウトドア商品を豊富に取り扱っているナチュラムでも『フックシャープナー』やその他のルアーや釣具などの商品を購入できるので覗いてみてください。
それではまた…釣りしよ。とりまな