こんにちは。釣りしよ。とりまなです。
サーフフィッシングを始めてみようと考えていてウェーダーを買おうか迷ってはいませんか?
買いたいけど、ウェーダーにはどんな種類があるのかイマイチわからないなんてことはありませんか?
今回はそういった悩みを抱えている人向けに記事を書いてみました。
- ウェーダーの種類
- ウェーダーの靴底の種類
- ウェーダーに使われる素材
- サーフで使うオススメのウェーダー
こちらの4つの項目に分けて説明していきます。
この記事を読めばきっと後悔しないウェーダー選びができると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ウェーダーの種類
ウェーダーは水の中に入った時に濡れないようにするための釣り道具の1つです。
濡れずに水辺に近づけることで魚がいそうなポイントへも近づけます。
ウェーダーの種類は主に3つのタイプに分かれます。
それぞれの特徴を簡単に説明します。
ヒップウェーダー
お尻の下まで隠れる片足ずつセパレートされたウェーダーになります。
脱ぎ履きが最もしやすいです。
トイレの時も脱ぐ必要がないのでとても楽です。
不意の高い波によって濡れることがあるのでサーフでの使用はあまりオススメしません。
波が穏やかな場所での使用は十分可能です。
ウエストハイウェーダー
腰までのズボンのようなウェーダーです。
肩紐がない分だけ肩への負担は少なくなります。
肩紐を外す必要がない分だけトイレはしやすいです。
立ち込まない限りはほぼ濡れることはないのでサーフでも使えます。
ただし高い波には注意が必要です。
他の釣りで水中に立ち込む予定の人には向きません。
チェストハイウェーダー
胸から足先まで隠れるウェーダーになります。
人によっては肩に紐がかかるため窮屈に感じることがあります。
トイレの時は脱ぎ履きが最も大変です。
不意の高い波が来ても胸まで隠れているのでまず濡れることがありません。
サーフ以外の釣りで水場に立ち込む場合でも使うことができます。
ウェーダーの靴底の種類
靴底の種類は釣りをするフィールドに合わせて選ぶ必要があります。
- ラジアルソール
- フェルトソール
- カットピンフェルトソール
- ネオプレーンソックス型
それぞれの特徴を簡単に説明します。
ラジアルソール
一般的な長靴などにも使われるラバー製の靴底がラジアルソールです。
釣りで使われるものは靴底のパターンが複雑になっているものが多いです。
使用後の手入れはサーフで使う場合、砂や小さな石がくっついても水で流せばサッと綺麗にすることができます。
とても簡単です。
フェルトソール
靴底がフェルトでできているものがフェルトソールです。
苔の生えた丸い石が多い場所や、コンクリートの地面が濡れている場所で滑りにくいのが特徴です。
使用後の手入れはサーフで使う場合、フェルト面に砂や小さな石が入り込むので、使用後は流しておく必要があります。
カットピンフェルトソール
靴底がフェルトにスパイクピンが施されたものがカットピンフェルトソールです。
フェルトソール同様に岩場やコンクリートの地面が濡れている場所で滑りにくいです。
スパイクピンが付いているので、ゴツゴツしている岩場でも滑りにくいのが特徴です。
使用後の手入れはサーフで使う場合、フェルト面に砂や小さな石が入り込むので、使用後は流しておく必要があります。
ネオプレーンソックス型
足先がネオプレーンのタイツでできているものになります。
ウェーダーとは別にウェーディングシューズ等を用意する必要があります。
シューズを履いた場合は歩きやすいので1番疲れにくいのはメリットと言えます。
またシューズの靴底を用途別に選ぶこともできるので他の釣りへの汎用性は高いです。
使用後の手入れに関しては、ウェーダーとシューズの2つを水洗いして管理することになるので、やや大変かもしれません。
ウェーダーに使われる素材
使われる素材で値段と釣りをしている時の快適感が変わります。
- ナイロン
- 透湿素材(ゴアテックス)
- ネオプレーン
ナイロン
ナイロン素材のウェーダーは比較的安価で購入ができます。
製品によっては高強度ナイロンを使用していて、耐久性が高いものもあります。
透湿性能はないので長時間の釣りでは蒸れてしまい、中に着ている服がビチョビチョになります。
人によってはかなり不快感を覚えるかもしれません。
透湿素材(ゴアテックス)
各社独自の透湿素材やゴアテックスが使用されています。
値段はナイロン素材に比べると高くなります。
透湿性能のおかげで長時間の釣りでも不快に感じることはほとんどありません。
ただし、夏場の釣りや暑い日においては透湿性能を上回る汗をかくので湿度の排出が間に合わないことがあります。
ネオプレーン
合成ゴムで作られています。
分厚いけど柔らかく、保温性に優れているので冬の寒い時期によく使われます。
値段は高いものが多いです。
サーフで使うオススメのウェーダー
過去に使っていたウェーダー
私が最初に買ったのはナイロン素材を使用した、ヒップウェーダーのラジアルソールの製品でした。
これに股下が不意の波で濡れないようにカッパのズボンを履いて対策した上でサーフで釣りをしていました。
しっかりハマるのですが、予想以上に中で蒸れたことがあり、釣りが終わるとズボンの中がビチャビチャに濡れているので、個人的には合わない結果となりました。
短時間だけ釣りをするなら中に履いているズボンもビチャビチャに濡れることはなかったので良いウェーダーだと思います。
特にトイレに行きやすいので便利でしたが、結局ズボンの濡れだけが我慢できずに買い替えとなりました。
現在使っているウェーダー
私が現在使っているウェーダーはチェストハイウェーダーの透湿素材を使用したカットピンフェルトソールの製品になります。
ネオプレーン製はサーフで暖かい時期に使うには暑いですし、ウェーディングシューズを別で用意するのは予算的に無理でした。
ナイロン素材は透湿性が全く無いのでズボンが濡れるという経験をもとに選択肢から除外しました。
また波打ち際に立つと予想以上に不意の高波がくるので迷わずチェストハイの製品を選びました。
私は他の釣りでも使うかもと思ったのでカットピンフェルトソールにしました。
サーフにオススメのウェーダー
私が選ぶサーフにオススメのウェーダーはチェストハイの透湿素材を使用したラジアルソールのウェーダーになります。
透湿素材は中で蒸れないことでズボンも濡れにくく、快適な釣りを長時間続けられます。
夏の日中は流石に暑いので透湿性能が間に合わないですが、オールシーズン使いやすいと思います。
チェストハイウェーダーならサーフでの高波はほぼ防げるので濡れません。
釣りをする上で濡れないことはスゴイ大事なことだと感じます。
透湿素材でできたウェーダーを最初から購入することで、私のように失敗して買い替える無駄な買い物をせずに済むため、予算が許すなら妥協せずに透湿素材のウェーダーを検討してみてください。
ソールはサーフだけでの使用なら断然ラジアルソールが手入れや耐久性の面でオススメできます。
他の釣りでの使用を考えているのなら用途に合わせてソールを選べば大丈夫です。
私は他の釣りでも使うかもと思ったので、あえてカットピンフェルトソールを選びました。
ウェーダーを履いてサーフへ釣りにでかけよう!
私の視点から簡単にサーフでオススメのウェーダーについて解説してきました。
ウェーダーを履くことで水に濡れないので、サーフの波打ち際にちゃんと立つことができます。
しっかり選べば、釣りの快適性が上がるので魚へも一歩近づけるかも?
この記事がウェーダー選びに悩んでいる人の参考になればとても嬉しいです。
ぜひ後悔しない道具選びで釣りを楽しんでください。
それではまた、、、釣りしよ。とりまな