こんにちは、とりまなです。
魚釣りに出かけるのが楽しかった夏の暑い日も少しずつですが秋の風を感じるようになってきました。
秋はひと回り成長したいろいろな魚を狙える時期なので夏とは違った楽しみがありますが、みなさんは釣りに出かけていますでしょうか?
今回は私が夏の余韻の残るサーフへ釣りに出かけてサーフアングラー憧れの夢の魚でもある、ブリを釣り上げた日のことを日記として綴りたいと思います。
釣り当日の様子や使用したルアーやタックルなどを簡単に紹介していきますので、気になる方は読んでみてください。
よろしくお願いいたします。
ブリを釣った時の話は気になるニャ〜
釣り当日の様子
この日もいつも通り駐車場の開く時間に合わせて自宅を出ていつものサーフに隣接されている駐車場に向かいました。
予定通り駐車場に着き、夏の服装にフィッシングベストを着てサーフに向かいました。
サーフには週末ということもあって、すでに多くの釣り人が等間隔で並んでいました。
歩きながら地形変化や起伏などを確認しつつ、間隔的にも入れそうなポイントを見つけたのでそのままエントリーすることにしました。
この時の時刻は4時半前。
秋が近づき、日の出の時間も遅くなってきたこともあり外はまだ真っ暗でした。
私の通うサーフではまだまだ週末は多くの釣り人が並んでいるから、好きな場所を選んでそこで釣りをするということはできません。とりあえず無事に釣り座を確保できたのでOKです。
人が多いのは大変だニャ〜。
その後釣りをする準備を整え、5時前にまだ辺りが暗い中釣りを始めることにしました。
天気や海の状況
この日の天気は雲は広がっていたものの晴れでした。
風は予想風速0.9でほぼ吹かない予報でした。
実際のサーフでの風も予報通りほぼ吹いていない状況でした。
風がなくてすごく釣りがしやすい状況だったんだ。
波高の予想は0.5mで穏やかな予報でした。
実際のサーフでの波高も予報通りですごく穏やかな波の立ち方をしていました。
波も穏やかで釣り日和だったんだニャ〜
潮回りは大潮あとの中潮で6:00に最初の満潮を迎え、12:00に干潮になるタイドグラフになっていました。
朝マズメの魚の活性が上がる時間に潮が動く非常に良い潮回りでした♪
投げたルアーとサーフの急変
ここでは私が実際に釣りをしながら投げたルアーとサーフに起きた急変についてお話しさせていただきます。
最初に投げたルアー
まだ暗い何も見えない時間はデュオのビーチウォーカーリンバー115Sを投げました。
ヒラメも釣りたい魚種なのでまずはこのルアーを使用してみました。
何回かリンバー115Sを通してみたものの特に魚からの反応を得られないまま、周囲が段々と明るくなり始めたのでルアーチェンジしました。
2つ目に投げたルアー
次に前回調子が良かったジグサビキを投げました。
サビキの先端につけたジグはジャクソンのギャロップアシストロングキャスト42g。
ギャロップアシストロングキャストは飛距離が誰にでも簡単に出しやすいメタルジグなのでとてもオススメです。
またサビキにつけてもギャロップアシストロングキャストだと遠くまでキャストができるため選択しました。
前回は朝マズメの時間にサビキにアジやカマスからの反応がありました。今回も回遊があるのではないかと思ったのですが、特に反応がありませんでした。
サビキにも反応がないってことは魚がいなかったのかニャ?
アジやカマスはいないようでした。
しばらくジグサビキを投げつつ、サーフに起こる変化を探しながら釣りをしていたところ急に事態が急変しました。
サーフに起こる急変
私の投げている位置からやや左前方100mくらい先に黒い影がいきなり出現。
その黒い影はかなり大きく、水面をざわつかせながら徐々に近づいてきました。
最初はコノシロが水面でナブラを立てているものだと思っていて、その下にいるかもしれない小型青物でも釣れないかなと呑気に考えていました。
届く範囲に来たのでジグサビキを投げてシャクってフォールで反応しないかやってみましたが何も起こらず。
何かしらの反応があっても良さそうなのにニャ〜。
ところがその黒い影がスピードを上げて私の立っている位置より数十m左の岸際までさらにスピードを上げて近寄ってきました。
この時点でコノシロってこんなに近くまで来ることがあるのか?って疑問に思い始めました。
とりあえずそのままジグサビキを投げているものの魚からの反応はありません。
ふと自分の足元を見てみると大量のコノシロが打ち上げられてきました。
こんな状況になったことは今まで経験がありません。
どう考えてもコノシロが大型魚に追われて打ち上がったとしか考えられませんでした。ということはシルエットの小さいジグやサビキ針では反応してこないと思いここで三度目のルアーチェンジをすることにしました。使用していたサビキは100均一のサビキだったのでラインや針の強度的にも大きな魚がかかるのには不安がありました。
大きな魚だとジグサビキでは確かに不安になるニャ。
しかも右隣の釣り人がワラサは確定の竿曲がりで魚とファイト中でした。自分にも大きな魚をかけるチャンスが目の前に広がっている状況に軽いパニックになりながらルアーチェンジを急ぎました。
3つ目のルアー
3つ目のルアーとして私が選択したのはシマノエクスセンスサイレントアサシン140Sです。
この日私が持っていったボックスの中に入れたルアーの中から最大サイズのルアーを選びました。
これは喰われているベイトがコノシロだったのでできるだけサイズが近いルアーの方が良いと思ったからです。
サイレントアサシン140Sを投げるとおよそ60m~65m前後の飛距離が出せていたと思います。
打ち上がったコノシロは25cm以上はあったのでサイレントアサシン140Sでも小さいくらいでした。とにかくできる限りルアーの大きさはベイトサイズに近づける方がいいと直感的に感じたので選びました。それにミノーなら巻くだけでかなりアピールできると思ったのも選んだ理由です。
短い時間の中で色々と取捨選択を迫られる場面だニャ〜。ルアー選択をミスればチャンスをものにできないかもしれないニャ。
パニックになってルアーチェンジにも時間がかかってしまったよ。事態は一刻を争うのにこういう時の経験が足りないのを痛感したよ。これもまた良い経験にはなったけどね。
早く投げたいから余計に手元が狂ったのかもニャ。
ルアーチェンジに時間がかかってしまったものの水面に生命感がまだあるうちにキャストを再開することができました。
まずは1投目、ルアーをキャストして着水後に少し沈めてただ巻きで反応を見ることにしました。
活性の高い魚であればサイレントアサシン140Sのただ巻きで必ず反応してくると思ったので、余計な操作はせずにルアーが持つ性能を信じることにしました。
こういう時はルアーに任せてただ巻きです♪
反応がなかったのですぐに2投目のキャスト。
1投目と同様にルアーをキャストして着水後に少し沈めてただ巻きで反応を見ることを徹底しました。
しかしこれでも魚は反応せず。
この時点で海に広がっていた生命感はだいぶ落ち着いてしまいました。
とはいえ、まだやる気のある個体が回遊しているのを信じて諦めずに3投目をすぐに投げました。
キャストして着水後に少し沈めてサイレントアサシン140Sを信じてただ巻き。
3投目だけ違った点が一つだけありました。それは打ち上げられたコノシロを海に戻す間があり、その間はリールを巻きませんでした。
コノシロを海に戻して、ただ巻きを続けていたところついに魚からのバイトが出ました。
ルアーを通したレンジが深くなったことで魚からの反応が得られたのかもしれません。
微妙な差が明暗を分ける感じだニャ〜
ロッドがグングンと縦に揺れた後に強烈なブリのファーストランと同時に鳴り響くドラグ音。
今までに経験したことのない魚の引きの強さに一瞬リールを巻く手が止まりました。
そのままドラグが止まるまでブリを自由に走らせようかと思いましたが、ここは週末の混み合うサーフなので道具と自分のノットの強さを信じてドラグを出しながらでも寄せるという勝負に出ることにしました。
ブチ曲がるショアガンと鳴り響くステラのドラグ音に興奮しつつも魚がどこに向かって走っていくのかわからないし、横並びの釣り人に迷惑をかけないようにとにかく必死に頑張りました。ガラ空きのサーフであれば時間をかけてじっくり魚の体力を削る方がキャッチの可能性は上がると思います。
人が多いところで大きい魚をかけるのは大変だニャ〜。
とにかく今まで釣りで経験してきたことを必死に頑張ってみた結果、なんとか無事に魚を釣り上げることができました。
釣り上げた魚の大きさは82cm重さは7kgの立派なブリでした。
周りの人に迷惑をかけることなく最後まで一人で魚をキャッチできたことはまた一つ自信になりました。最高の初サーフショアブリになりました♪
すごい、すごい♪おめでとうなのニャ〜♪
ブリがデカすぎてクーラーボックスに入らず大変でした。
贅沢な悩みだニャ。
タックルデータ
ここでは実際に私が使用したタックルデータを簡単に紹介させていただきます。
以下に簡単なリストを記します。
タックルデータ
- ロッド:パームス(Palms) ショアガンエボルブ SFTGS-103MH
- リール:シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ C5000XG
- PEライン:VARIVAS(バリバス) PEライン アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 200m 1号
- ショックリーダー:モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス ナイロン 50m 5号 20lb ミストグレー
- スナップ:スタジオオーシャンマーク OGM オーシャンスナップ OS4 #4
ロッド
ロッドはパームス(Palms) ショアガンエボルブ SFTGS-103MHを使用しました。
シーバスロッドですがサーフフィッシングにも使用しやすいです。
ティップは比較的柔らかいのでただ巻きでのルアー操作もしやすいロッドだと思います。
ブリの強烈な引きをロッド全体でしっかりと受け止めて常にプレッシャーをかけ続けることができました。
ブリのファーストランこそ止めることはできませんでしたが、その後のやりとりではロッドが負けている感覚にはならなかったので、ロッドパワーはとても強いと感じます。
バット部分はかなり強くサーフでブリと勝負できる強さとパワーもあるので、想定外の大きさの魚がかかった時でもしっかりとやりとりができる安心感のあるロッドです。
リール
リールはシマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ C5000XG を使用しました。
シマノが誇る汎用リールの最高峰と言うことだけあり、特に使用していて不満に感じたりすることのないスピニングリールです。
ブリのファーストランにしっかりと対応できたのはステラのドラグだったからこそかもしれません。
ドラグを出しながら巻き続けていても、しっかりとギヤが噛み合って巻き続けることができたのもステラのギヤの強さがあったからなのかもしれません。
またブリを寄せるためにかなり強引なやりとりをしたのにも関わらず、ブリを釣った後も巻き感に違和感が全く出ていないのには驚きました。
廉価帯リールだと強引なやり取りを1回しただけでも巻き感に違和感が出るんだよニャ〜。
またボディやローターも歪むことなど一切なく巻き取ることができました。
とはいえ他のリールを使用していてもブリをキャッチできたとも思います。
ステラだから信じて巻き続けることができた。この事実が大事な意味を持ちます。何か迷いを生むような不安要素を排除できるのはステラやそれに近いハイエンドのリールだけです。少ないチャンスをものにできたのは道具の性能によるところが大きく、信用に足る価値がステラには十分あると私は感じました♪
PEライン
PEラインはVARIVAS(バリバス) PEライン アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 200m 1号を使用しました。
10mごとに10色で色分けされていて、キャストした時の飛距離や魚からのバイトがあった距離を確認しやすいPEラインです。
飛距離が正確に把握できることで得られる情報を頼りに釣りを展開することができるのが特徴です。
ライン強度も使用していて不安に感じることはありませんし、表示通りの強度があると感じます。
値段はそれなりにしますが、大事な場面でも釣り人が信用することのできるとても良いPEラインだと思います。
正直言ってPE1号ラインではブリと強引な勝負をするのに不安でしたが最後までしっかり戦うことができました。使用前にPEにシュッ!プロ仕様を吹き付けてあったのも摩擦抵抗などを減らす効果でラインへのダメージを少なくすることができたと思います。PEにシュッ!プロ仕様やPEにシュッをあらかじめコーティングしてから釣りをするのがオススメです♪
ショックリーダー
ショックリーダーはモーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス ナイロン 50m 5号 20lb ミストグレーをおおよそ1ヒロ使用しました。
ブリのファーストランに耐えられたのはナイロンリーダーの伸びの良さのおかげだと思います。
ファイト中に何度か強い力で走られた時にもバラさずにラインが伸びてブリのパワーを吸収してくれたので対応できたと感じました。
またナイロンリーダーはPEラインとの結束も綺麗に決まりやすい点においてもオススメです。
結束に不慣れな方はフロロカーボンを選ばずにナイロンリーダーにするのもオススメです。
根擦れの心配のないサーフでは私はナイロンリーダーを選択しています。
PEラインとショックリーダーの接続はSCノットで結束しました。ブリと戦ってもラインを切られなかったことで自分のSCノットの結束部分の強さに自信が持てました♪
スナップ
スナップはスタジオオーシャンマーク OGM オーシャンスナップ OS4 #4を使用しました。
普通のスナップと違いルアーチェンジに少しの慣れが必要になります。
使い慣れればルアーチェンジも早くできますし、スナップの強度はとても強いので大物相手でも開いてしまうことを心配することなく魚とのやりとりができます。
久しぶりにオーシャンスナップを使用したら素早くルアーチェンジができなかったです。スナップはパロマーノットで結束しました。強度の出るノットなのでとてもオススメです。
以上が私が実際に使用したタックルデータになります。
私がブリの強烈な引きに対して強引な勝負に出られたのは使用していたタックルを信じることができたからだと強く思います。自分が自信を持って使用するためにもいざと言う時こそ頼りになる道具でタックルを揃えたほうが良いと改めて思いました♪
釣り道具を信じることができるもので揃えることは釣りを楽しむために大事なんだニャ〜♪
サーフの夢を掴もう
以上です。
サーフフィッシングでショアブリ!サーフからブリを釣りあげた時の話。と言うことで釣り当日の様子や使用したルアーやタックルなどを簡単に紹介させていただきました。
釣りに出かけた日の動画も撮影できたのでみていただけるとすごく嬉しいです。
私の緊張感が伝われば嬉しいです♪
次はあなたかも
正直な話、私がブリを釣り上げることができたのは運の要素が非常に強く再現性のあるものではないと感じています。
どこでナブラが起こるのかなんてわからないし、混み合うサーフでは釣り座の確保も限定的になるので、ほぼ運です。
聞けば聞くほど運の要素が大きいニャ〜
それでもブリを釣った事実は私にとって忘れることのない大事な思い出になりました。
運の要素こそ強かったですがちゃんと釣り上げることができたのはこれまでの経験があったからだとも感じています。
まずはいつどんなタイミングでチャンスが来ても良いように常に色々な状況に対応できる準備をしておくのは大事だと思います。
釣りを始めたばかりの人は結束に不安があるなら自信が持てるまで練習することや釣りに出かけられない時は動画視聴やインターネットで様々な情報収集をするのもやがてどこかのタイミングで釣り場で役に立つ時が必ず来ます。
実際、私は色々な情報を頭に入れていたからこそブリにをかけることができたと思うし、釣り上げることもできたと思っています。日常生活から色々なことが実は繋がっていると思うし、運が良いと思い込むのも魚釣りにおいてはかなり大事かもですw
とりまなさんは運が良いのかもニャ〜w
もしかしたら次に釣りに出かけた時にサーフの夢を掴むのはこのブログを最後まで読んでくれたあなたかもしれません。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
あなたにもサーフの夢が掴めますように。
ちなみに私はブリのデジタル魚拓を注文したことで急な出費に震えてますwww
それではまた…釣りしよ。とりまな