こんにちはとりまなです。
『これからルアーフィッシングを始めようと考えているけれど最初はルアーや道具にお金をかけたくない』
『ルアーフィッシングを始めたけどルアーロストが怖くて新品のルアーが投げられないまたは投げにくい』
こんな風に考えている初心者の方は多いと思います。
そこで今回はそんな悩みを抱えている初心者の人に向けて中古ルアーをなぜオススメしたいのかを私の経験をもとにお話しさせていただきます。
後半は私が好きなサーフフィッシングでオススメのルアーも中古釣具屋で探せるようにルアージャンルに分けて少しですがご紹介しますので最後まで読んでみてください。
それではよろしくお願いしまーす。
なぜ初心者の人に中古ルアーをすすめるかについて
まず結論から言ってしまうと、どのジャンルのルアーフィッシングを始めたにしろ『初心者だからこそ』新品を買うのではなく中古ルアーを買うのをオススメしますよ!ってお話になります。
私の場合
私は今でもお小遣い制の釣り人で毎月使えるお金も限られています。
釣り初心者の頃も今と同様にお小遣いをやりくりしながら新品を購入してました。
ところが新品のルアーは私にとってかなり高い買い物でした。
新品のルアーを買ったは良いけど、『失くしたくない大事にしたい』気持ちが強過ぎて強気に投げれないなんてことになっていました。
でもそれだと使いたいルアーで魚が釣れないのです。
一個2,000円のルアーが海に飛んでいった時にはしばらく落ち込んでましたw
以下でどうして魚釣り初心者の人に中古ルアーをすすめるかについて紹介していきます。
- 初心者の頃は根がかりで無くす
- 初心者の頃はラインの結束に不慣れ
- 新品のルアーはそれなりに高い
- 気になっていたルアーも中古品なら半額や驚きの値段で手に入るかも
上の4つについて理由を説明していきます。
初心者の頃は根がかりで無くす
ルアーフィッシングは底を取ったり底付近を攻めることが多いです。
根掛かるリスクのあるところほど魚もいるので必ず絶対と言って良いほど根がかりしてルアーを無くします。
魚を釣りたいと思って強気に攻めれば攻めるほど、ルアーを無くす可能性が常につきまといます。
ルアーフィッシングに慣れた上手な人でも根掛かりは避けては通れません。
それでもルアーフィッシングに慣れてくると不思議と根掛かりで失くすルアーの数は減ってきます。
完全に根掛かりしなくなることはないけど少なくなるのは間違いありません。
初心者の頃はラインの結束に不慣れ
初心者の人はラインの結束が上手くないため、ラインの結束不良でルアーを飛ばしてしまう可能性が非常に高いです。
どの釣りでもそうですが結束は慣れと経験で培われていきます。
慣れないうちは家で結束の練習をたくさんしてみましょう。
家の中でしっかりできないと屋外の風の吹く中での結束は上手くできません。
私は初めてのサーフフィッシングでメタルジグを9個もラインの結束不良で失くしました。
ラインの結束がしっかりできるようになるだけでルアーのロストはかなり防げます。
『PEラインとリーダーの結び方(ノット)はこの3つを覚えておけば大丈夫!』を参考に家で何回も練習してみてください。
新品のルアーはそれなりに高い
ミノーやシンキングペンシルは1つ1,500円〜2,000円前後、メタルジグでも1つ600円〜1,000円前後し、タングステン製のメタルジグになると1つが 2,000円前後するものもあります。
そんな高価なルアーを釣りに慣れるまで毎回ロストしていたらお金がいくらあっても足りないはずです。
というより魚を釣る前に心が折れて釣りをやめてしまうかもしれません。
その点、中古ルアーだと初期投資の金額を抑えることができるので仮にロストした場合や壊れた場合でも心と経済的な部分にゆとりが生まれます。
釣りのモチベーションが下がりにくくなることで結果的に釣り自体をを長く続けることに繋がります。
気になっていたルアーも中古品なら半額や驚きの値段で手に入るかも
新品同然のルアーも中古の場合は、おおよそ半額で手に入れることができます。
パッケージがないだけで見た目はほぼ新品のものが半額だなんて胸が熱くなりませんか?
さらに塗装の痛みが大きいものは半額以下です。
メタルジグの中ではかなり高価なタングステン製のメタルジグがまさかの値段で売られていることもあったりします。
こちらはジークのRサーディーン TGですが、中古で見つけたものです。↓↓↓
中古釣具店や釣り具店の中古コーナーに行けば魚の釣れるルアーがひっそりと眠ってたりするよ♪
新品で購入する場合、おおよそ¥1,700前後で売られています。
本来なら中古価格でも¥1,000前後するはずですがまさかの¥500で売られていました。
鉛製のメタルジグなんかは塗装がボロボロに傷んでいるものだと有名メーカーのジグにも関わらず50円とかで投げ売りされていたりします。
メーカー品なのに100円均一のメタルジグよりも安いのはすごい驚きではないでしょうか?
メタルジグは塗装が傷んでても動きに影響はほぼないですし、ちゃんと魚が釣れます。
手先が器用な人ならボロボロのジグをリメイクして使うのも面白いです。
ボロボロのメタルジグにアルミテープ貼るだけでもギラギラに蘇ります。
塗装の煌めきを気にして食いつくのは魚よりもむしろ人だと私は思いますw
以上の理由から、初心者の人には中古ルアーを購入することを強めにオススメいたします♪
私自身が初心者の頃に新品のルアーを買って数投で無くすという経験をかなりしたので初心者の方にはできるだけお財布に優しいルアー選びから始めてもらい魚を釣る楽しさを知るまで長く続けてほしいと考えています。
サーフでもおすすめの中古で見つけたら買ってみて欲しいルアー
ここからは、私が好きなサーフでの釣りにオススメできるルアーを種類ごとにほんの少し紹介してみます。
たくさん売られているルアーの中で初心者の人にも使いやすく、多くの釣り人が一度は投げたことがあるはずの、数多くの実績があるルアーです。
もしも中古で見つけたらまずは一つ購入して使ってみてください。
- シンキングミノー
- フローティングミノー
- シンキングペンシル
- メタルジグ
各ルアーについて解説していきますね。
※ ルアーの画像は参考です。
1.シンキングミノー
シンキングミノーとは沈んでいくタイプのミノーになります。
ルアーを投げて着水後、任意のレンジまでカウントダウンさせて使います。
基本的にはただ巻きで使用してもらえればミノーに備わったルアーアクションが出せるようになっています。
シマノ サイレントアサシン140S
サーフでも魚に対して存在感を示せる大きさの140mmサイズのシンキングミノー。
誰が投げても気持ちよく飛んでいくジェットブーストを搭載しています。
キャストに自信のない人でもかなり安定して飛ぶので、飛距離が重要なサーフでオススメできるミノーです。
サイズ展開も豊富なのでサイズ違いで持っておくのも良い選択です。
カラー展開もかなり豊富でフラッシュブースト搭載のものもあります。
フラッシュブーストは魚よりも人が釣れてるかも?
実際私も釣られてるし、人も引きつける魅力という面でも購買意欲をそそります。
ダイワ セットアッパー125S-DR
シーバス向けに開発されたミノーなのに、青物が爆釣することで一躍話題になったセットアッパー125S-DR。
ただ巻きだけでも水中における流れの変化で意図せず千鳥アクションが出るので魚も思わず食いつきます。
飛距離の面でもかなり飛ぶミノーなので持っていて損はない。
そう思わせてくれる間違いないシンキングミノーの1つです。
公式ホームページの台詞にセットアッパーかそれ以外か。
という言葉が書かれているのに開発者の絶対の自信を感じます。
個人的に投げる時の音が気持ちいいのもお気に入りポイントです。
サイズ展開も豊富なので ベイトサイズに合わせてサイズ違いを持っておくのも良いと思います。
サーフのヒラメ狙いなら 110サイズがオススメだそうです。
125サイズよりも110サイズのほうがより深いレンジを通してくることができるよ。
ベイトサイズや水深で使い分けるのも良いかもね!
関連リンク先:オヌマンch(YouTube)【セットアッパー】シーバス•青物•ヒラメ•タチウオ攻略!デイゲーム新定番ルアー!ショアラインシャイナーZ!オヌマンが選ぶ名作ルアー!オヌマンのシーバス塾
ジャクソン ジーコントロール28
腹部に設けられたセカンドリップにより、同サイズのミノーよりゆっくり巻いてもしっかり動くことができることを武器にしたヘビーシンキングミノーです。
でも私個人的には少し速めに巻いて使用しています。
速巻きだとブリブリと派手に動くのでアピール強めの誘いをかけたい時にとてもオススメです。
サイズ展開も20gや40gがあるので使っているタックルにあったものを探してみると良いと思います。
迷った時は28gから使ってみるのをオススメします。
2.フローティングミノー
フローティングミノーとはシンキングミノーとは逆に水面に浮かぶタイプのルアーになります。
こちらはリールのハンドルを回して巻くことでルアーが水中に潜ります。
ルアーそれぞれに決められたレンジを泳いで魚へアピールできます。
シンキングミノーとは泳ぐレンジが違うので使いわけが可能です。
シマノ サイレントアサシン140F
先ほど紹介したサイレントアサシン140Sのフローティングバージョンになります。
140Sとは泳ぐレンジが違うので、アピールさせたいレンジを変えることでフィッシュイーターの存在をサーチできます。
フローティングミノーの中でも飛距離は抜群にいいです。
また着水してからルアーが泳ぎだす立ち上がりが早いです。
初心者の方にも使い勝手が良いミノーなのでオススメです。
こちらも140S同様にサイズ、カラー展開が豊富です。
アイマ サスケ120烈波
サーフでヒラメを釣りたい人なら1本は持っているであろうルアーの1つがこのサスケ120烈波になります。
飛距離こそ最近のルアーには劣りますが泳ぎに関しては本当に艶かしく動きます。
泳ぐ姿はベイトフィッシュそのものって感じです。
ルアー自体が軽いので少しの流れがあれば自然と動きが出せるのも強みの1つだと思います。
ヒラメ狙いの人はまずは1本タックルに入れてみてはどうでしょうか?
中古ミノーを購入する際の注意点として重心移動システムが採用されているものは購入前に必ず動作確認をして下さい。
3.シンキングペンシル
ペンシルタイプのルアーでシンキングと名前にある通り何もせずにいると沈んでいきます。
こちらも着水後、カウントダウンさせて任意のレンジを探るようにできています。
釣り人はシンペンと呼ぶのが一般的です。
ジャンプライズ ぶっ飛び君95S
95mmサイズのシンキングペンシルながら同重量のメタルジグにも負けない飛距離が出せます。
ぶっ飛び君95Sはメタルジグだと泳がない巻き速度でもしっかりと泳ぐことで魚へアピールできることを武器にしたシンキングペンシルです。
サーフアングラーなら使用したことがある人も多いはず。
それだけ魚が釣れるからこそ釣り人の信頼を勝ち取っているルアーと言えるので中古で見つけたらまずは1本買って使ってみてください。
ジャンプライズ かっとび棒130BR
130mmサイズの存在感と圧倒的な飛距離、独特の浮遊感で魚へアピールすることができるシンキングペンシル。
使ったらすぐにわかることですが重さに反して浮き上がりが非常に早いためかなりスローに誘うことができるのが武器だと感じます。
飛距離を稼ぐにはやや強めのタックルを用意しないとですが、こちらもオススメです。
かっ飛び棒をキャストするなら強めのタックルがオススメ!
キャストで飛距離を伸ばしたい人は『サーフの釣りで飛距離が出しやすい投げかた(キャスト)』を読んでみてね♪
4.メタルジグ
鉛やタングステンなどの素材で作られているルアーです。
重さのわりに小さいので飛距離が誰にでも出しやすいです。
着水後は任意のレンジまでカウントダウンさせて使います。
使う場所により根がかりしやすいので注意です。
メタルジグの特徴について『サーフフィッシングに絶対に欠かせない『メタルジグ』の特徴とその飛距離について!』も読んでみてください。
ジャクソン メタルエフェクトステイフォール
ただ巻きでは低中高速の全てで綺麗に泳ぎ、止めた時のフォールもジグの形状により他のジグよりも強くブレーキがかかり、フォール中のアピールが長めにしっかりできます。
開発者である井熊さんの黒豹ジャークを誰でも簡単に再現できる点もオススメポイントです。
何より私自身がネーミングした2色『プラチナギャルピンク』と『ゴールドギャルピンク』がありますのでそれだけでも個人的にオススメさせてもらいます。
『ジャクソンのメタルエフェクト『ステイフォール』を使って魚を釣ったので解説!』という記事でも私なりに解説しているから読んでみてね♪
飛距離に関しても『ジャクソンのメタルエフェクトは飛距離が出せるメタルジグでした!』という記事でも私なりに解説しているから読んでみてね♪
関連リンク先:釣りジャック(YouTube)|ジャクソン2021新製品まとめ【ルアー編】ワーム・メタルジグ・ミノー。
パームス スローブラットキャストスリム
ショアスロー系のメタルジグと言えば、こちらのスローブラットキャストスリムをオススメします。
ショアスローの動きはあらゆる低活性なフィッシュイーターを誘うのに有効です。
製品に使われているZライトメタルという比重の軽い素材により少しの入力でも泳ぎ、そしてフォール速度が鉛製ジグより遅いことで、しっかりと魚へアピールできます。
ジーク Rサーディーン
ジークのメタルジグといえば、こちらのRサーディーンが有名です。
YouTubeやSNSの投稿でもRサーディーンでの釣果がよくアップされています。
それだけ多くの釣り人に選ばれるジグなので、魚の釣れる信頼できるメタルジグの1つだと思います。
- 飛距離
- 泳ぎ
- フォールの動き
メタルジグにとって 魚を誘うために必要な要素がしっかり詰め込まれたジグです。
とりあえず迷ったならこれを買っておけば間違いないそういうメタルジグです。
お目当てのルアーを宝探しのように探して楽しむ
以上です!
『魚釣りの初心者だからこそ中古ルアーを買って楽しもう!』ということでこれからルアーフィッシングを楽しもうと考えている人に中古ルアーをオススメする理由について私なりに簡単にお話しさせていただきました。
お目当てのルアーの探し方
最後に、『お目当てのルアーの探し方』も簡単に紹介します。
まず中古ルアー探しの時は自分が欲しいルアーの形や名前を覚えてスマホ片手に探してみると良いと思います。
またお店では中古ルアーの背中やお腹に書かれているルアーの名前をスマホで検索するだけでほとんどのルアーが調べられます。
今はスマホでルアーの名前を検索すれば形やカラー、ルアーの機能や特徴と言った詳細なこともすぐに確認できます。
気になったルアーは片っ端から検索してみるのもオススメです!
中古ルアーは状態の良し悪しで値段がまるっきり違うし、中古販売店によっても全く値段が変わります。
ご自身が納得できる状態と値段のものを休日に探して購入してみてはどうでしょうか?
お目当てのルアーをスマホ片手に探すのも宝探しみたいで休日の楽しい時間になると思います!
このほかにもサーフで使いやすいルアーがたくさんありますので、またの機会にご紹介できたらと思います。
それではまた、、、釣りしよ。とりまな